2008中島公園の春

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5月31日 中島パフェ北海道新聞に載る「こつこつ発信5周年」

私の趣味は「記者ごっこ」。だから、ホンモノの記者から取材を受けることは嬉しい。記事になってもならなくても。

今回はたまたま記事になったが、勉強の姿勢は変わらない。写真の撮り方が大いに参考になった。

ビックリしたのはパソコンを抱えろと言われたときだ。後ろから撮ってもうまくない。横からでもあまり良くないなら、抱えてしまえということだ。なるほどと思った。

パソコンを抱えた姿はいかがなものかと思ったが、出来上がりを見ると、そう不自然でもない。

写真を撮るとき記者は「何かしゃべってください」と言った。 「チーズ」と言ったら意外にも注文がついた。「あいうえおとか続けていってください!」

それもそのはず、何枚も撮るのだから、とても「チーズ」では間に合わない。30枚以上は撮ったと思う。その完璧主義に脱帽。いい仕事してくれるだろうと期待した。

このほうが好都合と思い、小さくしてぼかした画像。

5月30日 中島公園早朝散歩

〜5月30日の早朝散歩〜
札幌の歓楽街、薄野方面から中島公園散策をしましょう。
シャッターが降りてますね。北国の夜明けは早いですよ。


中島公園の北(薄野)側は高層ビルの建設ラッシュ。
賃貸が多いですね。大歓楽街、薄野の寝床です。

中島公園に入りました。園路がつぎはぎですね。
実は、この下で地下鉄駅工事進行中。
新しくエスカレーターも付きますよ。完成まで約1年です。


3分歩いて突き当たれば、藻岩山が観えます。菖蒲池の向こうです。中島公園は民意で造られました。
この場所が いいねと君が 言ったから 皆で造った 中島公園
さて、どこかで聞いたような? マチちゃん、ごめん。

左に行くとボート乗場です。
この古めかしさ、不思議と思いませんか?

ちょと、寄り道。 早朝の池は静かです。


先ほどの所まで戻って、右に行くとキタラに向う園路。
キタラは音響の良いことで有名なコンサートホールです。
ようやく菖蒲池のキショウブが咲き始めました。

ちょっと寄り道。去年、河川工事が完了。今までの5倍の水が流れるようになりました。下流の汚れた川を浄化するため水量を増やしたのです。

フジも満開間近です。藤棚を通り抜けると右側が豊平館。
3分ほど歩くと札幌コンサートホール・キタラです。


向こう岸にアオサギが見え、こちらに向って飛んでくるのをYさんが撮っていました。
「後で中島パフェ掲示板に投稿して下さい」とお願いしたが、返事はなかったです。 それでも、乞うご期待!

キタラから左に曲がって芝生の広場に行きました。広場の北東側は森になっています。その境界線当たりの藤棚があります。満開でした。

芝生の広場のほぼ真ん中にある日時計です。先日改修しているのを見ました。今は箱で保護しているようです。箱を開けたらパッと、何が出てくるか楽しみですね。

もう直ぐ「札幌まつり」、今は準備の真っ最中。これは祭りの照明のための仮設電柱です。こんな電柱が何十本も立つのですよ。どうやっ立てるか不思議に思いませんか?

文学館と体育センターが両端にある芝生の広場があります。昔は中島球場がありました。プロ野球の公式試合もありましたよ。

道なりに行くと地下鉄幌平橋駅です。お疲れ様でした。
そろそろ地下鉄も開通するでしょう。一日の始まりです。

5月21日 まだ咲いている枝垂桜

字を並べて短歌の真似事をしようと思いつきました。
昨日の札幌は大荒れでした。私も傘を壊されました。もちろん強風のためです。花も大分散ったのではないでしょうか。

桜のシーズンもとっくに終わったのに頑張って花を咲かせているシダレサクラが一本。何となく感動し、短歌でもと思いましたが、私には心得がありません。


そこで二人の有名人の力を借りることにしました。 一人はマンガでお馴染みのちびまる子ちゃんのおじいさん。 「友蔵心の俳句」を真似して前半を作りました。

後半は宮沢賢治です。「雨にも負けず、風にも負けず」をそのままお借りしました。

  しつっこく シダレサクラが 咲いてるぞ 
  雨にも負けず 風にも負けず

こうゆうのどうなのでしょうね? 聞くだけヤボですね。 
失礼しました。

5月17日 幌平橋駅は何もない駅です

長いこと「中島パフェ」という中島公園に関する情報系ホームページを運営していますが、約半年前にこのブログを開設しました。 

「中島パフェ」にゴチャゴチャいろいろなことを書きすぎたと思ったので、そのゴチャゴチャのの部分を、このブログに自由に書くことにしたのです。

お陰さまで、「中島パフェ」の方はかなりスッキリ、スリムになって来たと思っています。その陰で、このブログは半年を待たずに混沌としてきました。

5月16日の中島公園の様子です。緑が深まり初夏の感じになってきました。札幌コンサートホール・キタラの前を流れる小川です。


こちらは地下鉄幌平橋駅前の広場です。 この地下鉄駅は札幌の地下鉄で唯一、周りにラーメン屋もコンビにも、何の店もない駅です。 

駅のキヨスクも撤去したので、何もない駅になってしまいました。 中島公園専用駅といってもよい駅です。 私のお気に入りの駅です。

5月13日 中島公園を北海道遺産に

中島公園の景観を残すことは、札幌の歴史を残すことと同じと思います。中島公園は明治時代の公園としては非常に珍しく、地元住民の意思で造園されました。

菖蒲池の向こうに望む藻岩山の景観は絶景です。札幌の父なる山、藻岩山あっての中島公園です。その藻岩山連峰が最近、高層ビルの建設で徐々に隠れ始めています。

北海道遺産という制度がありますが、首尾よく中島公園が北海道遺産に選ばれれば、景観を守ろうと言う札幌市民の意識も高まり、地域住民の協力も期待しやすくなるでしょう。

中島公園に移築された国の重要文化財である、豊平館や八窓庵は、古き良き札幌の景観とともにあって、移築の正当性を主張できると考えます。

ビルの谷間に隠れてしまうのなら、元の場所にあったほうがいいでしょう。

中島公園の隣は薄野です。夜の街として知られていますが、もう一つの顔は寺町です。中島公園周辺から薄野にかけて寺や神社が数多くあります。 

その他、札幌の古い部分が残されています。 札幌も900年すれば千年の古都であることを忘れてはなりません。

札幌駅前の発展が著しく感じる今日この頃ですが、気にかけることはありません。 幸い、薄野を含めた中島公園周辺には札幌の古い部分が残っています。 

新しいものを作るより古いものを残すほうが重要です。少なくとも札幌南部については「歴史ある街」を目指すべきと思います。

中島公園の北海道遺産指定は、その第一歩です。藻岩山を含む中島公園の景観を残すことは、札幌の歴史を残すことと同じではないでしょうか。

5月8日 中島公園の野外彫刻

中島公園には10点の野外彫刻があり、その半分は山内壮夫の作品。その中で、一番気に入っているのが「母と子の像」です。 

キタラの前にある安田侃の彫刻「相響」は比較的新しく、中島公園を訪れる人々に人気のある作品です


歴史的にも芸術的にも最も貴重な朝倉文夫の「木下成太郎先生像」は、国家的にも貴重なブロンズ像です。 木下成太郎はは80年前に現在の武蔵野美術大学を創設しました。


朝倉文夫のブロンズ像は戦争中に大砲などの兵器を作るためにつぶされ、唯一残ったのが、この「木下成太郎先生像」です。

歴史と芸術の「中島公園」には国指定重要文化財、豊平館と八窓庵(復元中)があり、新たな柱として「木下成太郎先生像」が加わった思いです。

像そのものは以前からありましたが、国家的にも貴重な文化財とは知りませんでした。私にとっては素晴らしい発見です。

5月7日 野外彫刻への悪戯防止CMを流す

6月中旬は「札幌まつり」。去年の祭りの最終日、中島公園の彫刻が悪戯に遭い、写真のようにされた。


その後、北海道新聞2007年8月2日朝刊29ページに「街のうた 
『母と子』の願い」に次のような趣旨の記事が載っていた。

「中島公園で 6月下旬、無惨な姿で見つかった『母と子の像』は今、何とか元通りになって静かに立っている。(中略)

『市民みんなのものという意識で利用してもらえば、もっと素晴らしい公園になる』。坂下さん(管理事務所長)は日々願う。それは『母と子の像』にとっても理想的な居場所に違いない」

奇麗になった「母と子の像」


この記事を読んでホッとした。 私自身は中島公園近くに住む一住民にすぎないが、この問題では心を痛めていた。 

なんとか自分でもできることはないかと考え、次のような「意見広告」を1週間に一度、ラジオで放送してもらうことにした。

FMラジオカロス・サッポロ78.1MHz毎週木曜
20時台1回放送「山鼻、あしたもいい天気!」

以下について、毎週木曜夜8時台にラジオカロスより約半年、CMとして放送した。

「中島公園の野外彫刻を綺麗にしよう。 札幌祭り最後の夜、山内壮夫の名作「母と子の像」が無残にも押し倒された。

更に 母と子の4つの目を真っ黒にされた。 こんな悪戯は絶対にやめよう!野外彫刻を大切にしよう。 中島公園を綺麗にしよう」

5月6日 桜の〆はヤエザクラ

4月22日中島公園桜開花情報、4月27日中島公園桜満開情報に引き続き、桜の〆は中島公園の八重桜情報です。

ご案内のためのページなので撮影場所・月日については明記しています。5月6日朝7時前後の撮影です。

桜と地下鉄中島公園駅。下の画像に続いています。


札幌パークホテル北側(南9条通)。東側にも桜並木あり。


豊平館側から池越しの天文台を望む。


中島公園の西側に市電電停。入口まで続く桜並木。


札幌護国神社社務所前。


早朝の掃除をお母さんと一緒にするお子様の手にほうき。

4月30 中島公園二つの顔

中島公園は不思議なところですね。例えばこの写真、一見人里離れた観光地のように見えます。

ところが、写真の黄色いビルから出かけるとして、地下鉄駅まで5分、乗って3分で三越デパートのある札幌中心街です。しかも市電電停まで、たった2分です。

中島公園をでて、5分も歩くと東京以北最大の繁華街、薄野に着きます。 公園を出たら直ぐ、薄野のはずれとも言えます。


反対方向から見ればこの感じです。高層ビルが沢山建っています。それにしても古めかしいボート乗場です。 このアンバランスが好きです。

4月29日 中島公園と円山公園の花見比較

28日は円山公園、29日は中島公園へ花見に行った。それぞれ良いところががあるが、中島公園の方が好きだ。理由を書く前に一つひとつ比べてみたい。

規模は円山の方が大きいし、梅林もある。開花宣言に使うソメイヨシノもある。一方、中島には豊平館前の桜のある風景がいい。もう一つ、日本庭園のシダレサクラも好きだ。

円山には「六花亭」で無料の、お餅とお茶の接待がある。 中島には渡辺淳一文学館、豊平館、文学館、キタラレストランがあり、300円〜500円でコーヒー等を、いい雰囲気で楽しむことができる。

円山では火が使える。露店がある。中島は火気厳禁。当然、露店もない。好きずきだが、私は静かに花を楽しめる中島公園のほうが好きだ。しかし、カラスが煩い。

露店のにおいは、花には合わないような気がする。一長一短だが、空気が奇麗な中島公園に一票入れたい。

中島公園、南側、行啓通の南14条橋近くの広場

4月27日 中島公園桜満開情報

4月22日に中島公園桜開花情報をアップしてから5日たち、ほぼ満開となりました。 エゾヤマザクラは半分以上、葉桜となり、八重桜はまだ蕾です。

ご案内のため、画像は急いでアップしました。よい写真とはいえませんが、撮影や公園散策の参考になれば幸いです。


ボート乗場ふきんから文学館を望む


文学館前よりキタラ方面を望む。藻岩山がかすんで見える


キタラに向う園路にある藤棚の手前で写真を撮る外国人


日本庭園シダレサクラ、東屋は倒壊して見通しがよい


ボート営業開始、手前エゾヤマザクラ葉が多い、満開の桜も


豊平館


自由広場、キタラ側(西側)


行啓通よりキタラへの道路


南14条橋付近、行啓通沿いの広場、ここで毎朝ラジオ体操


幌平橋駅近くの行啓通


護国神社、社務所前


護国神社前広場


川向こうは体育センター裏、ほとんど葉桜になる


八重桜の蕾が膨らみ始めた、護国神社社務所前

4月25日 もう散り始めた桜

「大変だ! 大変だ〜」というと、「もう、お前の『大変』は聞き飽きた」と言われそうだが、やはり大変だと思う。

桜が散り始めているのだ。 上の画像は正面が文学館、幌平橋駅から来ると右に行けば文学館、左に曲がればキタラという位置だ。

右に曲がって文学館に向おうとしたら、右側のエゾヤマザクラの一本は花が散って、すっかり葉桜になっている。

去年は5月5日あたりが満開なのに、今年はもう、4月25日に葉桜になっている。今日は1本だけだが、5月5日にはどうなっているだろうか。

札幌在住約40年、桜の咲かないゴールデンウイークなんて初めてだ。 まさか、そんなことになるとは思わないが…。 東京で言えば桜の花のない入学式みたいなものだ。

桜の開花が2週間早まり、エゾヤマザクラ、ソメイヨシノ、シダレサクラがいっぺんに咲いてしまった。 ツツジ、レンギョウ、モクレンも。 足元をみればエゾエンゴサク、カタクリが咲いている。 オマケに新緑の若葉がまぶしい。 

素直に喜べば良いものを、先のことが心配になる。困った性格だとつくづく思う。

4月11日 桜開花予報29日と発表

札幌管区気象台は道内の開花予報を発表しました。 それによると札幌は29日ですが、エゾヤマザクラはもっと早く咲くと思います。 ですから、中島公園では29日には花見OKと思いますよ。

今年は平年より6日早いそうです。いずれにしてもゴールデンウイークは桜満開で迎えることが出来ます。楽しみですね。 参考の為、去年の桜を紹介します。

中島公園の桜並木はパークホテルから体育センターまでの園路。 恒例(8月末)の北海道マラソンのコースです。

日本庭園のしだれ桜が素晴らしいですね。 5月中旬ころが見頃でした。

中島公園の桜が終わりそうな、5月下旬。 護国神社では沢山の桜が咲いていました。 下の画像は5月23日に撮影しました。 

ボート乗場から文学館への園路


日本庭園のしだれ桜


5月下旬になっても護国神社は桜満開

4月10日 花の命は短くてクロッカス

「おふくろさん」の詩で森進一さんともめた川内康範さんのことですが、次ことは亡くなるまで知りませんでした。

4月9日北海道新聞朝刊の「卓上四季」に書いてありました。以下、抜粋です。

「…川内さんには、戦争放棄の憲法9条と、天皇制を定める第一章は『日月の如く』一体だ。 『非戦の憲法を死守せよとは陛下のご遺訓である』とも主張した。それはあの時代多くの日本人に共通した、一つの『真実』だったろう…」

叉、戦争を体験した一つの命が亡くなりました。寂しい限りです。 体験者達は「右だろうと左だろうと」と筋の通った非戦、反戦思想を持っていました。

この63年間、まがりなりにも平和を維持できたのは平和憲法と戦争体験者の強い信念のお陰と思います。しかし体験者は徐々に減り、ほとんどいなくなってしまいました。 これからどうなるのでしょう。

「花の命は短くて」といいますが、クロッカスの命は本当に短いですね。 札幌市中島公園で一番に咲くクロッカスは、これから満開のなろうとしています。 

4月7日 クロッカスが咲いた

札幌市中島公園にも、ようやく春がやって来ました。待ちに待った春なので、
「ようやく」と言ってしまいましたが、例年に比べ早い春です。

春一番に咲く花はクロッカスです、次がツツジ、続いて桜が咲きます。

一番バッターのクロッカスですが、多少異変もありました。例年だと豊平館への出入口付近のトイレのそばが一番に咲きますが、今年はまだです。

いつも二番手の地下鉄幌平橋駅前広場が、今年は一番に咲きました。
全景とアップした一部、それそれ一枚ずつ表示しました。


3月17日の中島公園 春は3月雪融けに

体調を崩ししばらく中島公園に行きませんでした。 最後に行ったのが2月10日でした。久しぶりの中島公園は雪融けが進んでいました。

菖蒲池の南側は融けていて、川に行っていた鴨が帰ってきました。

カメラを向けると鴨が寄って来ます。写真撮ってと言うわけではありません。「腹減った」と言って寄って来るのです。


まだ、池の半分以上は凍っています。4月に入ると氷がすっかり融け、中旬には今年初めてのフリーマーケットが開催されます。

この写真では見えませんが、豊平館前の池は、まだ凍結しています。ここは最後に融けます。袋小路のようになっているから流れが弱いのです。

菖蒲池北側は凍結しています。ただここ(売店ミドリのそば)だけは水場になっています。河口近くで流れがあるからです。水を見つけると必ず鴨が来ます。


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2009年2月19日更新

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