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2006年 なぜカラスに餌を与えるの?
カラスが増えたのは、いろいろ原因があると思うが、その一つはカラスにエサを与えることである。エサをやる人に「なぜ、エサをあげるのですか?」と聞くと「カラスは自分のことを覚えてくれるから可愛い」と言う。
可愛いのは分るが、カラスをこれ以上、人に接近させていいのだろうか。各地でサルやイノシシの問題が発生しているが、問題の殆んどは人による餌付けから始まっている。
公園には幸せそうなカップルから行き場の無いホームレスまで、いろいろな人たちが訪れる。ふれあいを求めて鴨や鳩にエサをやる人もいるが、中にはカラスにエサをやる人がいる。
「どうしてカラスにエサをあげるのですか?」と聞くと「カラスは賢くて可愛い。私のことを覚えてくれるし、空中でエサを受ける芸もある。」とニコニコして答えた。
そうゆう面もあると思うが、問題もある。カラスは大きくて、鋭い嘴をもち、繁殖力も強い。このような野鳥と共存していく為には一定の距離が必要と思う。
もともとカラスは人から一定の距離をとっていたのに、人のほうが近づけてしまうのだから、どうしようもない。
いい加減な生ゴミ出し、公園などでの給餌行為などだ。 勝手に餌付けしといて、危なくなったから駆除するということに、ならないことを祈りる。
(札幌コンサートホール・キタラ広場前の川)
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