2008年8月の中島公園

ある日の中島公園ある日の中島公園2008年>2008年8月の中島公園

8月31日 過酷な北海道マラソン

「クイズです。マラソンで中島公園に一番で入ってくる人は?」
「会場設営作業員」
「ダメです。真面目に答えて下さい」
「一番早いランナーに決まっているだろ」
「違います」
「じゃあ、先導車」
「車は中島公園内のコースには入れません」


実は一番早く入って来る人は棄権したランナーです。収容車に乗って中島公園に来ます。 フロントに「収容」と表示したバスです。


医療スタッフが担架を用意して待ち構えています。


歩ける人は救護テントまで歩いて行きます。寂しそうですね。


救護テントでは医療スタッフがお世話します。


北海道マラソンは過酷なレースです。 毎年5千人近い人が参加しますが、完走できるのは半分程度です。

4時間の制限時間が厳しいのです。 これを段階的に7時間に延長し、将来3万人くらい参加できる大会にする計画があります。

東京マラソンは7時間ですが、今年は13万人の応募がありました。 これをお手本にして、北海道マラソンも3万人規模の大会に再構築したいと考えているのです。

9月1日北海道新聞によると、参加者4,723人、完走者3,005人、完走率63,6%でした。

高橋北海道知事は「制限時間をぜひ延長したい。今、関係機関と協議している」と述べ、数万人規模の世界有数のシティマラソンに衣替えする方向で検討するそうです。


そうなると、フィニッシュ中島公園で間に合うのでしょうか。 中島公園近所の住民としては複雑な心境です。

8月28日 北海道マラソン準備中

31日は北海道マラソン12時10分真駒内スタート
中島公園到着は14時20分ころからです。

8月31日はこの夏最後の中島公園メインイベント
「2008北海道マラソン」です。

真駒内競技場スタート12時10分、フィニッシュの中島公園では14時20分ころから続々と到着する選手の姿をみることができます。

22回の今年の大会は過去最多となる5,300人が熱いレースを展開します。 

この大会は「第12回世界陸上競技選手権大会代表選手選考競技会」を兼ねています。

中島公園ではただいま「北海道マラソン」の準備が着々と進んでいます。


ここがフィニッシュです。スタンド設営中です。当日はスタンド正面の大画面で、真駒内スタートから観ることが出来ます。 画面に写っている選手が目の前を通るのを見るのも面白いですよ。


マラソンが終わったランナーが、ここでシャワーを浴びたり、休息したりします。 途中棄権のランナーもここに送られて治療・静養します。 「北海道マラソン」は過酷なレースです。 毎年、完走できるのは参加者の半数程度です。

8月24日 31日は北海道マラソン

中島公園では毎年三つの大きなイベントがある。6月は「札幌まつり」、7月は「豊平川花火大会」、そして8月の末には「北海道マラソン」が開催される。

今年の「北海道マラソン」は8月31日(日)12時10分真駒内競技場スタート、14時半ばには続々とフィニッシュの中島公園に入ってくる。

去年はQちゃん(高橋尚子選手)が走る予定だったが、スケジュールの都合がつかず、残念ながら参加してもらえなかった。


マラソンを中島公園で観るメリットは選手を身近に感じることが出来ること。選手の息遣いも聞こえ、汗も飛び散って来る。園路は一般道路と違って細いから。


中島公園はフィニッシュだが、備え付けの大画面でスタートから観ることが出来る。大画面の正面には階段状の観覧席も用意されている。もちろん無料。


サポート体制も整っている。 北海道高等盲学校の指導員が担当するマッサージボランティア、

北海道ハイテクノロジー専門学校救急救命士学科3年生で組織された「AED隊」。

選手に笑顔「給水ボランティア」。不測の事態に備える医療スタッフなど多くのボランティアが「北海道マラソン」を支えている。

8月19日 中島公園から観る豊平川花火

札幌市豊平川花火大会は盛況のうちに終了しまし。 相変わらずの大混雑ですが、今年の特徴は中島公園で花火を楽しむ人が増えたことです。

8月18日の北海道新聞、読者の投稿写真「写写写」に「傘の花火」という写真が載りました。私が注目しているのは「(札幌市中央区中島公園で)」の部分です。

私の記憶では、この5年間で中島公園から観た花火の写真が、北海道新聞に載ったのはこれ始めてのような気がします。

3年前に「中島パフェ」のサブページ「豊平川花火大会は中島公園で見よう!」を公開しました。

クリックすると表示→豊平川花火大会は中島公園で見よう!

「やっぱし、花火は豊平川河川敷でしょう」というのが大方の反応でした。 中には「豊平川花火大会の情報が欲しくて検索したのに中島公園の頁が出てきた」と苦情を書き込むサイトまで現れました。

大見出しで1頁使って書いてありました。最初は驚きましたが、その頁からのアクセスがけっこう多いのでシメシメと思いました。芸能人がスキャンダルを書かれて喜ぶ心理ははこんなものかなと思いました。

私の所属するシニアネットの方々はおおむね好意的にみてくれました。「花火撮影の参考にします」とメールを下さる方もいました。 しかし、不評なので心配でした。

情報提供者としては「果たしてよい写真が撮れるだろうか」と、本気で心配しました。 そんな事情があったものですから、今回の新聞掲載をとても喜んでいます。

ここに掲載したいのはやまやまですが、著作権の関係で載せられないのが、残念です。 きれいな写真ですよ。 花火が水面に反映されています。 ボートも浮かんでいるようですね。

8月17日 中島公園早朝散歩

〜中島公園早朝散歩8月17日〜
散歩ですから、写真は歩いた順です。


家から歩いて2分鴨々川にかかる、この中州1号橋を渡ると中島公園です。続いて2号橋、3号橋と渡って奥に行きます。

奥といってもたいしたことありません。1分間で橋を三つ渡るのです。せせらぎを聞きながらいい気持です。

しかし、この両手を伸ばしたらはみ出しそうな、小さな橋の両側にカラスがずらりと止まっていることがあるのです。 カラスの閲兵式のようです。怖いですよ。


このスピーカーが寄贈されたのは平成元年(1989年)です。毎朝このスピーカーの鍵を開け、スイッチを入れる人のことが新聞に出ていました。

雨の日も風の日もどころか、吹雪の日もスイッチを入れているのです。 ここで毎朝ラジオ体操が出来るのも、そのボランティアさんのお陰です。


汚されたり、清掃したり、思い出の「母と子の像」です。 そばの大きな木に花が咲きました。ご存知の方おられましたら、「この木、何の木」お教え下さい。


NHK朝のテレビドラマ「瞳」観てますか? 新しい東京と古い東京のコントラストが、面白いですね。 

札幌にもあるのです。もちろん中島公園。 よく見るとクレーンがありますね。今度は高級ホテルの建設です。古いボート乗場と対照的ですね。


昔からある売店ミドリ、去年から様変わりです。噂では、経営が若い人に変わったそうです。 

去年は函館名物塩ラーメン、今年は蕎麦、いろいろ頑張っています。日よけパラソルも付き全天候型に脱皮しました。

8月9日 今年の親子ガモは6組50羽

今年は可愛い親子鴨の姿がいつも観れました。 6組50羽の子ガモが、中島公園を散策する人たちの目を楽しませてくれました。

鴨(正確にはマガモ)は2か月で成鳥になるので、すでに親離れした子ガモもいます。というわけで、今年の親子ガモ情報はおしまいにします。叉、来年をお楽しみに!


以下に今年の親子ガモ発生状況をメモしました。数は子ガモです。 親鴨は常に1羽、母のみです。

6月3日に初巣立ち、8羽の子ガモが中島公園に表れた。5日には5羽に減る。

6月9日に2組目、朝、7羽を連れたた親子ガモが売店ミドリ前に現れた。

6月24日12時ごろ豊平館前の池で10羽を連れた親子鴨発見。3組目。

6月28日第4組目発見日本庭園の池に10羽を連れた親子ガモ発見。4組目。

7月3日早朝第5組目7羽発見。

7月15日夕方6組目の親子ガモ発見 3日程度はたっていると思うが、8羽の子ガモ。

8月4日 中島公園散歩8月上旬


最近、散歩していて今までより楽しく感じるのはキタラ裏(西側)を流れる鴨々川の水量が増えたこと。 

せせらぎの音が気持がいいだけでなく、ゴミが流れ去って川が奇麗になったのである。

満開の紫陽花とあいまって、今までにない美しい風景になっている。

「さっぽろ元気まつり」は「札幌まつり」「北海道マラソン」に次ぐ第三のイベントとして中島公園に定着しようとしている。 

残念ながら2日3日とも雨に降られてしまった。ステージ、「ミニ鉄くん」、飲食、ゲーム、バザー等があり、楽しくて元気になるお祭りだ。 

来年こそお天気に恵まれてほしい。 夕方、雨が止んでから行ったら、すでにお祭りは終了。「ミニ鉄くん」も幌を被っていた。

「元気まつり」会場の自由広場を後にして、中島公園ほぼ中央に位置する芝生の広場に行った。 

周りには薔薇の花が咲き、ところどころに配置されている彫刻は、山内壮夫の作品。  画像は「猫とハーモニカ」。
 

北に向うと菖蒲池がある。 そこには7月初旬に巣立った親子ガモが泳いでいた。
鴨の子は1か月たつと、こんなに大きくなる。 小鴨の成長を見守るのも散歩の楽しみの一つである。

ボート乗場だけは、ボートはともかく、切符売り場も船着き場も、切符売り場も売店も、みんな古い。
「それが中島公園に相応しいからだ」と単純に思ってはいけない。 そこには深い訳があるらしい。


「ボケた鯉の写真なんか見たくない。もっときれいなのがゴマンとある」という気持はよく分かる。

しかし、この写真を掲載するにも深い訳がある。 3年間姿を消していた鯉が今年6月、突然現れた。10匹以上はいる。 

ここの池は密室となっている。 川からの出入りはない。消える前は少なくとも100匹はいた。


朝から嫌なものを見てしまった。 8月も初旬だというのに銀杏が落ちている。棒で落として踏んづけたが、種が小さいので放置したものと思う。 

先に「収穫」しようとして棒で叩き落す人がいる。更に早くと思う人が出ても不思議ではない。

ついには食べられないものまで叩き落す。 自然に落ちるまで待つべきと思う。

中島公園を紹介するならカラスは欠かせないと思うが、ほとんどのガイドが触れていない。 
勘定まではしたことはないが、中島公園で一番目立つ野鳥はカラスである。 札幌郊外からこちらに転居して、一番驚いたのがカラスの多さであった。


何となく秋の気配を感じる。ここは中島公園南側の「風景の夢」という彫刻のある広場。

伊夜日子神社の裏に位置し地下鉄幌平橋駅に近い。 2004年の台風18号の後で彫刻周辺が整備された。

彫刻は山内壮夫の「母と子の像」。自然の中に溶け込んでいるように観える。 
花も花壇のように見えないで、自然の一部のように見える。 それが中島公園の好きなところだが、最近は、自らの存在を主張するような構造物も増えている。

日時計は自然により時を刻む。彼方に見える藻岩山は「札幌の父なる山」といわれる自然が豊かな山。 
その前には中島公園から藻岩山への視界を遮るように、3棟のビルが建つ。隙間にあと3棟建てば藻岩山は見えなくなる。 
寂しいではないか、父は見えなくなるかもしれない。 

北海道の彫刻振興に指導的役割を果たした山内壮夫。今年はちょうど生誕100年。

中島公園にも彼の作品が5点ある。 一つは児童会館前にあるブロンズ像「森の歌」。残り4点が、この芝生の広場を囲むように設置されている。

この頁で紹介したのが「猫とハーモニカ」。その他に「母と子の像」「鶴の舞」「笛を吹く少女」が同じ芝生の広場を囲むように配置されている。。


今日はまだ8月4日だが、北国の公園には早くも秋の気配。 鏡のような水面に鴨たちが航跡を描いている。 
ここは皆さん、お気に入りの散歩コース 菖蒲池周りである。


人気のない早朝はカモもノンビリと陸に上がって草を食んでいる。ここは池のほとり、更に先に豊平館が見える。

早朝散歩ももう直ぐ終了。 ここは昨日一昨日に「さっぽろ元気まつり」が開かれた自由広場。よく見れば水溜りがある。 
1年に2日だけのお祭りが雨に祟られた。 不景気な札幌を元気にしようというお祭りなのに残念だ。 
今日からは晴天続き。たった二日の違いが明暗を分ける。外で開くイベントの難しさを感じた。 これに負けずに元気を出してほしい。

8月1日 豊平川花火大会を中島公園で見よう!

「豊平川花火大会を中島公園で見よう!」と自分の運営するウェブサイトに書いて4年になる。久しぶりに河川敷から花火を観た。

下から上まで花火全体をを大きく観えるし、音も大きく迫力がある。 それに司会者から花火の案内もある。花火はやはり河川敷と思った。

しかし、混雑は更に増したように思う。 開始前に行ったのに河川敷の階段状の見物スポットはすでに満席。 人を掻き分けなければ下にも降りられない。

諦めて堤防の上から立って観た。 河川敷は若者でいっぱいだ。 中島公園の「札幌まつり」と豊平川の花火の夜は、なぜか若者がいっぱい集まる。

半分観たら中島公園に帰りたくなった。 中島公園から花火を観ると「これもありだな」と感じる。以前に比べてここから花火見物をしている人が大幅に増えている。

こちらは河川敷に比べて、家族連れや子どもが多い。 全体がノンビリしているように見える。 ここでも十分花火見物ができた。

詳細はこちらをクリック→花火大会は中島公園で見よう!

今年の花火も今夜でおしまい。 今日はカメラを持たない純粋の花火見物である。 とても落ち着いて楽しく見物することができた。


ある日の中島公園ある日の中島公園2008年>2008年8月の中島公園

2009年2月28日更新

リンク

中島公園「中島パフェ」

2008年の中島公園

2008中島公園の春

2008年6月の中島公園

2008年7月の中島公園

2008年8月の中島公園

2008年9月の中島公園

2008年10月の中島公園

2008年11月の中島公園

2008年12月の中島公園

2008年親子鴨情報

中島公園の未来

中島公園事故と出来事

もっと良くなる中島公園

2008年 その他

中島公園イベント纏め

inserted by FC2 system