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9月22日 カモへのエサやりは?
「小動物へのエサやりはやめましょう」という看板が今年から中島公園にも立ちました。豊平公園ではかなり前から立てています。 エサやりが生態系を壊すとも言われています。
東京上野の不忍池では東京都が「エサやり防止キャンペーン」をやっているそうです。理由はエサを食べすぎたカモ(多くはオナガカモ)がメタボになり、飛べなくなったということです。
エサの食べすぎで太ったカモが自分の重さに耐えかねて、シベリアまで帰れなくなって死んでいるというのです。 メタボで悩む人に対しては分かり易い説明です。
私も本気にしていました。 しかし、専門家の話では「カモは春の渡りの時期が近づけば太り、渡り終えると体重が半分になる」そうです。
それに、カモに限らず鳥類は羽が多いので、外から見たのでは太っているか、どうか見分けるのは難しいそうです。
私はエサやりはしません。 基本的には野生動物は野生のままがいい、人があれこれ余計なことをしない方がいいと思っています。
考えて見たいのは中島公園にはカモはいなくてよいか? カモの赤ちゃんは生まれなくてよいかと言うことです。 これなら、賛否をとれます。
今年は中島公園で6組の親子カモが現れ、子ガモは50羽くらい、可愛い姿を見せてくれました。 通りかかる人たちが「可愛い」と言って観て行きます。
しかし、人がエサをやらなければ、冬を越すことは出来ないと思います。 カモの結婚シーズンは冬です。 子作りもできないと思います。
カモは空を飛べるのですから、エサのある方に移動します。 先ず、親子ガモが減ります。 ゼロにはならないと思います。 他所から歩いて来る親子もいますから。
注目は今年の冬です。 菖蒲池は凍結します。 カモが生存できるのは、公園内を流れる鴨々川の僅かな部分のみです。 それも人のエサを当てにしています。
池は完全に凍結している、画像は80%凍結している鴨々川
別にカモが困るわけではありません。 カモはエサのある場所に飛んで行くだけです。 ただ、すっかり中島公園に馴染んでしまったカモはどうなるか分かりません。
結論から言うと、私たちが中島公園に鴨や親子鴨が必要かどうかという、人間の問題になると思います。
9月20日 中島公園の野外彫刻をきれいに!
美術の秋です。芸術と歴史の公園、中島公園の野外彫刻清掃に参加しませんか!
だれでもできる彫刻のお掃除を行います。 ちょっとだけ参加、見学だけでも歓迎です。お友達を誘って参加して下さい。
もちろん、一人でも大歓迎です。みんなで楽しくやりましょう。雑巾持ってブラリとやってきてください。タワシや使い古しの歯ブラシも便利です。
第2回中島公園野外彫刻清掃
日 時:9月28日(日)9時から12時まで
集 合:中島公園9条広場、彫刻「森の歌」の前
持ち物:雑巾とたわし
参加費:保険料としてお一人50円
単に清掃をするのではなく、彫刻の説明を聞いたりしながら、楽しく散歩しながらやります。当日は「伸び行く子ら」の作者小野健寿さんも自作彫刻の説明をします。
第1回野外彫刻清掃の様子はNHK総合テレビ「ほっからんど北海道(9月11日放送)」、「北海道の元気人(橋本信夫北海道大学名誉教授)」の中でも3枚の写真で放映されました。
この活動は北海道新聞でも紹介されました。
「母と子の像」です。みんなでナゼナゼして上げました。
武蔵野美術大学の創立者、「木下成太郎先生像」の清掃もします。
9月19日 札幌パークホテルで「ランチ-四季ごよみ」
昨日は一人で「デラックス・リレー・ランチ」でした。
今日はファミリーで「なだ万雅殿」に行きました。
ディナーの予定でしたが、夜は忙しいという人がいるのでランチにしました。 「なだまんガーデン」と読みます。
場所は中島公園隣接の札幌パークホテル11階で、展望のよい席を予約しておきました。予約すると食後のコーヒーがただになるのです。
席から写真を撮ってみました。 下に見えるのが中島公園、池にボートが浮かんでいるのが見えますね。 正面は藻岩山です。
今月(9月)のお勧め「四季ごよみ」を頼みました。女性一番人気のお昼のコースだそうです。
と言うことはリーゾナブルで美味しいということです。 女性はランチに詳しいのです。 最初に「旬菜」次に「吸物」です。
続いて、「造り」と「八寸」が出ました。 次々と楽しみですね。
「蒸物」は洋風な味でした。入れ物と蓋を取ったところです。
「食事」と「デザート」です。 これで女性やシニアなら腹いっぱいになります。予約をすると食後のコーヒーがサービスとなります。
一人前3,520円です。 安いですね。 しかし、一回の食事としては私には贅沢すぎるほど高いです。
自分の家でこれを作るとしたら、一人分、この値段では到底出来ません。技術料を含めた労賃をいれたら大変な額になると思います。
5千や1万では間に合わないでしょう。安いですね(笑)。 何種類の材料を使ったか数えてみてビックリしました。膨大な数です。
ここは11階です。エレベーターホールからの窓からは、豊平川が観える。
食事をしながら札幌の父なる山、藻岩山を観て、帰りには図らずも、母なる川、豊平川を観ることになりました。
この川には今、鮭が遡上しています。 中島公園から札幌を一挙に味わったランチでした。 ここは天皇皇后両陛下のお泊りになるホテルです。
9月13日の中島公園
9月13日(土)の中島公園です。晴れたり曇ったりの天気でした。紅葉撮影スポット、行事、出来事などをご案内します。
雲がもくもく出ていました。まだ紅葉には間があります。ボートの乗る人も減りました。
ボートも冬に備えて一部陸揚げされました。
菖蒲池の中島あたりはは少し秋めいています。左奥に小さく写っているのが鵜、右側手前はオオセグロカモメ。
10月3〜5日は「中島公園紅葉ライトアップ」です。音楽もあります。 夜の中島公園を楽しんでください。
八窓庵が3年半ぶりに姿をみせます。復元完了です。
10月5日〜13日まで公開されます。八窓庵は北海道では極めて珍しい400年前の茶室です。積雪から保護するプレハブ小屋と共に倒壊されたのが復元されました。
少し秋らしい場所見つけました。南14条橋付近です。
地下鉄幌平橋駅前広場の花壇もそろそろ終わりですね。
小さい秋見つけた。奥に見えるのが木下成太郎先生像。
去年は塩味函館ラーメン。今年は蕎麦です。売店Midori。
9月28日9時〜12時「中島公園モニュメント研究会」主催で中島公園の野外彫刻を清掃します。どなたでも雑巾持って参加できます。ふるって参加して下さい。当日は「伸び行く子等」の作者小野健寿氏が、彫刻の説明をしてくれます。
少し秋色、護国神社社務所横。
少しだけ秋らしい菖蒲池。小さい秋さがしています。
自由広場のベンチ、後ろは体育センターです。
地下鉄中島公園駅にエスカレーターが付きます。来春完成。
9月2日 3年ぶりの鯉
鯉は不思議です。 なぜかゴミで汚れた池の片隅が好きなようです。 その方が栄養があるのかもしれません。
それとも、遠くから泳いで来たが、そこが行き止まりで溜まっているのでしょうか。
理由は分かりませんが、いつもゴミの下にいて、なかなか写真が撮れません。 鯉は珍しくないかもしれません。 しかし、中島公園では珍しいのです。
6月初旬に鯉を見つけて以来、ようやく鯉らしい姿を撮ることができました。
片隅の鯉が、やっとゴミの下から脱出して、姿を現してくれたのです。
ここは北国ですから、冬になると池は凍結します。昔は凍結した池の上でスケートをしていました。
春になると、氷が融け、凍結した池の底で眠っていた鯉が目を覚まし、泳ぎ始めます。
直ぐにではないのです。ある程度水温が上がってから活動をはじめるのです。
桜が咲き、池に鯉が泳ぐ姿を見ると春を感じます。
それが…、3年前のことですが、いつまで待っても鯉が現れないのです。
池のアチコチで泳いでいた鯉が一匹も見えなくなってしまったのです。そのとき以来3年たちました。
今年の6月に久しぶりに鯉が姿を現したのです。嬉しいですね。
9月1日の中島公園
9月1日の中島公園の様子です。
中島公園も少し秋めいて来ました。中島に繋がれたボートも半分役目が終わったように見えます。
豊平館前の池で鴨にエサをやる親子。中島公園の6組の親子ガモもほとんど成鳥となって親離れしたことでしょう。マガモは2か月で成鳥になります。
「もう、秋カモね」。 鴨にそう聞いてみたいです。
「グァーグァー」。そうかもね。と言っているようです。
これ、ホントにカラスですか? ヘンテコリンな首輪をつけている様に見えます。 嘴はハシブトカラスのようですね。
「日本庭園で鯉3匹発見!」 2005年までは中島公園の池;そこらじゅうにいた鯉ですが、3年間姿を消していました。今年は3年ぶりのお目見えです。
札幌コンサートホール・キタラ前広場に鎮座する安田侃の彫刻「相響」。後ろから見ると、こんな感じです。 秋の気配をパチリと一枚。いかがですか。もう直ぐ秋ですよ。
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